ショートリスト
A Sustainable Connection
岡山理科大学・工学部建築学科 Gwack SeungChan
岡山理科大学・工学部建築学科 青野 喜
指導教員:岡山理科大学・工学部建築学科
教授 増田 俊哉
講評(南審査員)
フランス語と日本語の韻と自然との共生・Circularityを掛け合わせたコンセプトを持ち、自然再興をテーマにローカルコンテクストの一つである生態系を調査し、コンセプトと共に建物やランドスケープデザインに活かされていた。自然再興に対して建物におけるインパクトレスなテクニカルソリューション(雨水利用、グレア防止、日射熱利用、CO2削減/吸収等)が検討されると、デザインされた建物やランドスケープがより意味を持つものとなる。随所に見られた絵画調のイメージが持つ繊細さとノスタルジックさは、本課題の敷地風景につながるものが感じられる。こうした敷地の読み解きやセンスを大切にし、次の機会に挑戦いただきたい。
Architectural Method Using Earth
The site in France has historical and cultural ties to earth-based architecture. By utilizing this traditional method, we aim to create sustainable architecture that is relevant to today’s needs.
Additionally, as research on earth construction is being conducted at the atelier, we hope to expand the possibilities of earth-based architecture centered around this location
工学院大学・建築学部建築デザイン学科 小川 貴大
工学院大学・建築学部建築デザイン学科 小川 凌
工学院大学・建築学部建築学科 八木橋 雪花
指導教員:工学院大学・建築学部
教授 藤木 隆明
講評(掛上審査員)
土を用いた建築と環境調整機能の提案。ビルフォンテーヌでは建築を地中化することで自然環境とランドスケープを保存。シミラン村では自然素材と曲面の土壁を用いたデザインを提案。地中化のアイデアには驚かされた。
地中化により熱的に安定した環境を実現でき、音や耐火の面でも良い効果があると思われる。一方、外部環境を取りこめない点、閉鎖的な空間が人間にとって心理生理的に良い効果をもたらすかどうか、湿度のコントロールなど課題があると思われた。
また、防水や構造のディテールが不十分なため、雨水の浸入や屋根が崩落しないか等、不安要素に対して説明が不十分だった。エネルギー計算、LCA計算、サンゴバン製品提案が無かったのは大幅な減点要素。効果は十分あるはずなので、モデル化を工夫してシミュレーションに挑戦してもらえると良かった。
Extendable Village
Global warming, frequent disasters, and wars increase the demand for temporary buildings that are easy to construct and dismantle. This proposal focuses on developing off-grid modular houses using renewable materials.The new construction plan includes building a new research line as an extension of the current facility, where researchers live in a prototype modular house village. Findings will be also used in the renovation plans to extend the existing building lifespan.
早稲田大学・創造理工学研究科建築学専攻 邊 栄祐
早稲田大学・創造理工学研究科建築学専攻 竹内 孝明
早稲田大学・創造理工学研究科建築学専攻 豊島 拓生
指導教員:早稲田大学・建築学科
教授 萩原 剛
講評(若林審査員)
2つの地区を対象にするコンテストの枠を越えて、提案は世界的な環境災害や戦争による仮設建物の必要性からモジュラーハウスの集合体をテーマにしている。この視点は一度社会に出てから改めて大学で建築を学ぶチームだからこその素晴らしい取り組みと感心した。数名単位の学生が住む個々のモジュラーハウスが単に集合することに留まらず、各モジュラーハウスやラボを屋内外でつなぎ、全ての学生が集い多様な文化や考えを学ぶ空間があれば尚良かった。また、シミラン村にも同じような広い視野・思想で取り組まれていれば、テーマ性はより強いものになったに違いない。いずれにしても広い視野を持って取り組む姿勢は、他の参加された学生達にも大きな刺激になったことと思う。