2位作品:RE:PU BLIC → BRICK

2位作品:RE:PU BLIC → BRICK

This community-built architecture integrates Nord-Isère’s resources, creating new circulation. A new railroad moves pisé blocks from Zone B to renovate Zone A, later transforming into furniture and spreading into the city. Designed with wind and sunlight in mind, it follows the site’s natural flow. A pisé block starts as a point, forms a line, and expands into the city. From Line to Field—this is our vision. 

立命館大学・理工学研究科環境都市専攻建築都市デザインコース 西田 彩ら
早稲田大学・創造理工学研究科建築学専攻 國松 六花
京都大学・工学研究科建築学専攻 増田 雄太

指導教員:立命館大学・建築都市デザイン学科 
     教授 宗本 晋作 
 

講評(若林審査員)

ヴィルフォンテーヌで学生が作ったピセ・ブリックをシミラン村の改修に用いることでシミラン村を結び、ゆくゆくはフランス全土を結びつける提案である。ヴィルフォンテーヌの新築では、北から南に風を抜くよう南北に長いピセ・ブリックによる壁が幾重にも並び、木トラスの屋根が東下がりの地形に沿って段状に南北の壁に掛けられている。その造形はおおらかで美しく、また東西の移動の際には、南北の壁に開けられた開口を通り抜ける度に様々な活動や風景を目にする仕掛けも楽しい。北側の森との間にワークスペースや展示エリア、菜園などを設けるプランにも大いに好感が持てた。ただ一方で、ピセ・ブリックをシミラン村での改修に用いることについては、内部の日射遮蔽や視線制御のためのピセ・ブリックの透かし積は良いとしても、外壁修繕や改修のための足場の仮囲いにピセ・ブリックを改修の都度高く積むこと、重いピセ・ブリックを鉄道でシミラン村まで搬送することには無理があるように感じた。それでも環境を形にするデザイン力は高く、惜しくも国際大会は逃したが素晴らしい提案であった。今後のさらなる成長を楽しみにしている。