地球にとってより良い建築
better for the planet

地球にとってより良い建築

ご存じですか?

38%

世界全体の建設産業による温室効果ガス排出量(1)

40%

世界全体の建設産業による原材料消費量(2)

  • 建設産業は、世界のエネルギー消費と温室効果ガス排出の主要な原因となっています。
     
  • 資源の採掘や廃棄物の発生にも大きく寄与しています。
     
  • 建築物のフットプリントは、ライフサイクル全体(建設、使用、解体)において削減されなければなりません。
     
  • サンゴバンは、建材メーカーとしてこの転換期に深くコミットし、お客様とともに、地球にとってより良い建築を実現します。
     
  • 地球にとってより良い建物を作るには、2つの方法があります:エネルギー使用量と炭素排出量を削減し、循環性を向上させることです。

エネルギー使用量最適化とCO2排出量削減

  • 脱炭素戦略において建築物は重要な役割を果たします。
  • ライフサイクルすべての段階で炭素排出を削減し、設計段階からその削減戦略を考慮する必要があります。
  • 3つのポイントは下記の通りです;
  1. エネルギー効率向上:建築物は高性能な外皮によってエネルギー効率を高め、(暖房や冷房などの)エネルギー必要量を可能な限り削減しなければなりません。
     
  2. エンボディドカーボン排出量の削減:エンボディドカーボンとは、建物に使用される材料に含まれる炭素のことです。特に建築構造部分には低炭素材料を選択しましょう。
     
  3. 再生可能エネルギーの利用促進:残りのエネルギー需要を再生可能かつ脱炭素エネルギー源で賄うことが重要です、可能であれば地産のエネルギーで。

資源消費量の削減と循環性の増加

  • 循環型経済における建築物の統合
  • 建設部門は原料不足に直面しています(例:砂)
  • 主な4つのポイントはこちら; 
  1. 非再生可能資源の使用量削減:新築(より資源集約的でない材料、新しい技術、設計への新しいアプローチ)および改修(既存の建築ストックをより有効に利用する)両方について、リサイクル率が高く、耐久性があり、補修可能な製品を選択しましょう。
     
  2. 淡水消費量の削減:エンボディドウォーター(少量の水で製造された製品、現場での乾式建設技術)とオペレーショナルウォーター(中水のリサイクル、効率的な設備)の両方に対策が必要です。
     
  3. 耐用年数と使用率の向上:変化に対応できる柔軟で強靭な建物を設計しましょう。
     
  4. 建築・解体廃棄物(非価値化)の量を削減する:建設現場における廃棄物の分別とリサイクルを促進し、建築プロジェクトに部材の再利用やアップサイクルを含めて考えることが重要です。

どのようにサンゴバンが貢献できるか

  • サンゴバンのソリューションは、建築物を地球にとってより良いものにします
     
  • エネルギー効率向上:日射取得・遮蔽に効果的なグレージング、熱損失と夏の熱上昇を抑える断熱材、水道管や換気ダクトの保温材、気密性と湿気管理を向上させるスマートメンブレン(シート)、断熱性と耐候性を高める外壁システムなど。
     
  • 製品に含まれるエンボディドカーボンを削減:現地調達、再生可能エネルギーによる工業プロセスへの電力供給、リサイクル率の向上、代替素材を使ったソリューションの開発など。
     
  • 資源使用量を削減するための提案:オーダーメイドまたはカットサービス、リサイクル・サービス、リサイクル原料を使用した製品、オフサイト製造
     
  • 建築物の柔軟性を高める:モジュラー化ソリューション、オフサイト・ソリューション、軽量構造

出典:(1)(2)Global Alliance for Buildings and Construction, Global Status Reports 2017