人々にとってより良い建築
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人々にとってより良い建築

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日中自然光を浴びた際の睡眠時間の増加(1)

#2

建設産業は、筋骨格系疾患(腰痛等)リスクの原因第二位(2)

  • 持続可能な建築物とは、地球のためだけでなく、人々(居住者と建築に携わる人々)のためでもあります。
     
  • 私たちはおよそ90%の時間を屋内で過ごすため、建築物は居住者の健康に大きな影響を与えます。
     
  • 建築物においては、施工者と居住者の両方が健康リスクにさらされます(例えば、特定の物質への暴露は呼吸器系疾患につながる可能性があります)。
     
  • 建築物は、人々の健康を守るだけでなく、仕事中であれ、くつろいでいる時であれ、快適性を向上させなければなりません。
     
  • 設計段階でそれらを考慮し、最初から適切な建材を選択する必要があります。
     
  • 私たちは、建材メーカーとして施工者と居住者の健康を守る義務があり、人々の快適性を向上させるソリューションを提供します。

建設現場での健康・安全確保

  • 建設業者の健康を守る必要性(例:現場での建材からの有害物質の放出は、呼吸器疾患や癌につながる可能性があります)
     
  • 2つの主な方針
  1. 施工中の建設業者の有害物質への暴露を減らす:有害物質の含有量を制限し、配慮された製品を選択する(例:低発塵、非発散)
     
  2. 労働条件の改善:建設廃棄物管理の改善(発生源での廃棄物の削減、分別と回収の最適化)、筋骨格系障害のリスク低減(軽くて扱いやすい製品)、建設現場での公害・汚染の抑制

室内環境の健康・快適性向上

  • 第一段階:居住者がシックハウス症候群にならないように、基本的な要件をカバーする。
    第二段階:居住者により良い生活環境を提供する。
     
  • さまざまな側面のバランスをとり、居住者の健康・幸福(ウェルビーイング)を最大化するために、総合的なアプローチで建物を設計しなければなりません。。
     
  • 安全、安心、十分なスペースといった要素は快適性の必要条件ですが、室内の快適性にはほかの項目も必要です。
     
  • 4つの主要項目
  1. 室内空気の質の向上:適切な材料を選択し、換気計画を実施し、湿度を30~60%に維持することで、汚染物質の排出を発生源から除去すること。
     
  2. 音響の改善:建物の設計において、遮音と吸音に注意を払うこと。
     
  3. より良い温熱快適性:立地条件を考慮し、建物と景観双方における快適性を考慮して設計すること。
     
  4. 視覚的快適性の向上:屋内の配光を考慮し、日射取得をすること。

どのようにサンゴバンが貢献できるか

  • サンゴバンのソリューションは下記の項目においてその性能を発揮することができます。
     
  • 施工者の健康と安全:施工時に配慮した製品(低発塵、ソフトな肌触り、非刺激性など)、無害な廃棄物、軽量素材、扱いやすい製品
     
  • 室内空気質:特定のVOC(ホルムアルデヒド)を除去して室内空気を浄化する製品、認証取得済み低放射性製品、気密ソリューション、換気システムの性能向上に貢献するソリューション
     
  • より良い音響効果:断熱ソリューション、吸音天井とパネル、遮音グレージングなど
     
  • より良い温熱快適性:断熱材、スマートメンブレン(可変透湿シート等)、グレージング、換気天井など
     
  • 視覚的快適性:日射取得に優れた製品、光の拡散に貢献する内装製品など

出典:(1)Boubekri M, Cheung IN, Reid KJ, Wang CH, Zee PC. Impact of windows and daylight exposure on overall health and sleep quality of office workers: a case-control pilot study (2)Work-related musculoskeletal disorders: prevalence, costs and demographics in the EU, European Agency for Safety and Health at Work