断熱性

グラスウールを決められたとおりの厚みではなく潰して薄く施工した場合、断熱性能はどう変わりますか?

断熱材の断熱性能は熱抵抗(R値)で表され、熱抵抗は「厚さ」を「熱伝導率」で割って算出されます。

 熱抵抗(㎡・K / W)= 厚さ(m)÷ 熱伝導率 (W / m・K)

断熱材の断熱性能は厚さに比例します。
つまり、潰して薄く施工した場合は、断熱性能も下がってしまうということです。
仮に潰して施工し、潰した分の密度アップ(見かけ上の密度)による熱伝導率を考慮してシミュレーションした場合、以下のような計算結果となります。 

 例)10K・厚さ100mmの断熱材を50mmまで潰した場合(見かけ上の密度:20K)
・通常時の断熱性能  10K100mm 0.10(m)/0.050(W/m・K)= 2.0(㎡・K/W)
・潰して薄くした場合の断熱性能 20K50mm 0.05(m)/0.042(W/m・K) = 1.2(㎡・K/W)

上記のように、断熱性能は40%ダウンしてしまいます。潰して薄く施工すると断熱性能が下がってしまうため、施工方法としてはおすすめできません。