天井の断熱リフォーム

天井の断熱リフォーム

天井の断熱リフォームでは、小屋裏の作業空間の状況により施工方法が異なります。グラスウール断熱材を使用した天井敷込み工法と、天井吹込み工法(ブローイング)による2つの工法をご紹介します。

天井の断熱リフォーム施工方法

①小屋裏空間が広く作業が容易な場合

 

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断熱材敷込み工法

②小屋裏空間が狭く作業が困難な場合

 

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断熱材吹込み(ブローイング)工法

① 断熱材敷込み工法の場合

小屋裏から外壁および間仕切壁上部に「マグ気流止め」による気流止め施工を施し、天井の上部に全面防湿ポリエチレンフィルムパックの「イゾベール・スタンダード」を敷き込み施工します。

※注意!小屋裏換気を充分にとれる構造としてください。

天井断熱リフォーム例-施工前

施工前

断熱材が施工されていない小屋裏

天井断熱リフォーム例-気流止め施工

気流止めの施工

外壁及び間仕切壁上部にマグ気流止めを施工して、壁体内への外気の侵入を防ぎます。

天井断熱リフォーム例-吊り木廻り施工

吊り木廻り施工

吊り木などの廻りは隙間ができないように、グラスウールに切込みを入れて施工します。

天井断熱リフォーム例-施工完了

施工完了

グラスウール同士の突き合わせや吊り木廻りにも隙間が出来ないように、小屋裏全体に敷き並べて施工完了です。

天井断熱リフォーム例-施工前
天井断熱リフォーム例-気流止め施工
天井断熱リフォーム例-吊り木廻り施工
天井断熱リフォーム例-施工完了
マグ気流止めによる気流止め施工方法<動画>
天井断熱の吊り木廻り施工方法<動画>

② 断熱材吹込み(ブローイング)工法の場合

小屋裏から外壁および間仕切壁上部に気流止め施工し、既存の防湿フィルム付断熱材がある場合は、その上から専用の機械で「マグブローW」を吹き込みます。

専門業者による施工になります。

※注意!小屋裏換気を充分にとれる構造としてください。

天井断熱リフォーム例-断熱材の敷き詰め

断熱材の敷き詰め

既存の防湿層付き断熱材がある場合は、断熱材を隙間なく敷き詰め直します。

天井断熱リフォーム例-気流止め施工2

気流止め施工

外壁および間仕切壁上部に気流止めを施工します。

天井断熱リフォーム例-ブローイング施工

ブローイング施工

専用機械にて、「マグブロー」を300mm以上の厚さまで吹き付けます。マグブローは1m²あたり100mm厚で吹いてもわずか1.8kgと軽量なため、天井に負担をかけません。

天井断熱リフォーム例-断熱材の敷き詰め
天井断熱リフォーム例-気流止め施工2
天井断熱リフォーム例-ブローイング施工
※施工の詳細については、硝子繊維協会ホームページの「充填断熱施工マニュアル」をご参照ください。