
「こどもエコすまい支援事業」は、交付申請(予約含む)の受付を終了しました。
制度の目的
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEH)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図るものです。
- 子育て世帯 :2004年4月2日以降に出生した子を有する世帯
- 若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが、1982年4月2日以降に生まれた世帯
制度の対象
高い省エネ性能を有する住宅の新築、一定のリフォームが対象(事業者が申請)
- 交付申請期限:2023年12月末
- 完了報告期限:2026年2月末
2022年12月16日付けで要件の見直しが発表されました。契約日にかかわらず、新築の場合は2022年11月8日以降に「基礎工事より後の工程の工事」へ着手するもの、リフォームの場合は2022年11月8日以降にリフォーム工事に着手するものが補助の対象となりました。
詳しくは国交省HPをご確認ください。
対象住宅と補助額
子育て世帯・若者夫婦世帯による住宅の新築
対象住宅 | 補助額 |
---|---|
①ZEH、Nearly ZEH、ZEH ※ Ready、ZEH Oriented (強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲ 20%に適合するもの) |
100万円/戸 |
リフォーム(持ち家・賃貸)
対象工事など | 補助額 | |
---|---|---|
必須 (①~③のいずれか) |
①開口部(窓・ドア)の断熱改修 ②外壁、屋根、天井または床の断熱改修 ③エコ住宅設備の設置 |
最大30万円/戸※1 特例上限60万円/戸 |
任意 | ④子育て対応改修 ⑤防災改修 ⑥バリアフリー改修 ⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ⑥リフォーム瑕疵保険等への加入 |
※1 若者・子育て世帯によるリフォームは上限を45万円に引き上げ(既存住宅の購入を伴う場合は上限を60万円に引上げ
※2 若者・子育て世帯以外の世帯で、安心R住宅を購入しリフォームを行う場合は上限を45万円に引上げ
外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
分類 | 外壁 | 屋根・天井 | 床 |
---|---|---|---|
省エネ基準レベ ル |
112,000円/戸 (56,000円/戸) ※ |
40,000円/戸 (20,000円/戸) ※ |
69,000円/戸 (34,000円/戸) ※ |
ZEHレベル | 151,000円/戸 (75,000円/戸) ※ |
54,000円/戸 (27,000円/戸) ※ |
92,000円/戸 (46,000円/戸) ※ |
※ 部分断熱の場合の補助額。
1戸あたりの上限補助額
世帯の属性 | 既存住宅購入の有無 | 1戸あたりの上限補助額 |
---|---|---|
子育て世帯又は 若者夫婦世帯 |
既存住宅を購入※1※2しリフォームを行う場合※3 | 600,000円 |
上記以外のリフォームを行う場合※4 | 450,000円 | |
その他の世帯※5 | 安心R住宅を購入※1※2しリフォームを行う場合※3 | 450,000円 |
上記以外のリフォームを行う場合 | 300,000円 |
※1 売買契約額が 100 万円(税込)以上であること。
※2 令和4年11月8日(令和4度補正予算(第2号)案閣議決定日)以降に売買契約を締結したものに限る。
※3 自ら居住することを目的に購入する住宅について、売買契約締結から3ヶ月以内にリフォーム工事の請負契約を
締結する場合に限る。
※4 自ら居住する住宅でリフォーム工事を行う場合に限る。
※5 法人、管理組合を含む。
【リフォーム用】対象製品
1戸当たりの断熱材最低使用量(㎥)(一戸建ての住宅)
分類 | 断熱材の区分※1 | 断熱材最低使用量【単位:m3】 | ||
---|---|---|---|---|
外壁※2 | 屋根・天井 | 床※3 | ||
省エネ基準レ ベル |
A-1、A-2 B、C |
6.0 (3.0)※4 |
6.0 (3.0)※4 |
3.0※5 (1.5)※4 |
D、E、F | 4.0 (2.0)※5 |
3.5 (1.8)※5 |
2.0※6 (1.0)※5 |
|
ZEHレベル | A-1、A-2 B、C |
11.0 (5.5)※5 |
12.0 (6.0)※5 |
6.0※6 (3.0)※5 |
D、E、F | 7.0 (3.5)※5 |
8.0 (4.0)※5 |
3.0※6 (1.5)※5 |
- ※断熱材区分「A-1」~「C」と、断熱材区分「D」~「F」の双方を用いる場合は、断熱材使用量の算出にあたり、断熱材区分「D」〜「F」の使用量に1.5を乗じたものを、断熱材区分「A-1」~「C」の使用量に合算して計算することができる。
- ※部分断熱の場合は、間仕切壁を含む。
- ※部分断熱の場合において、最上階以外の天井を断熱化した場合は、「床」の断熱材最低使用量を適用する。
- ※部分断熱の場合の断熱材使用量を示す。
- ※基礎断熱の場合の最低使用量は、床の最低使用量に0.3を乗じた値とする。
◎制度について詳しくは、国土交通省こどもエコすまい支援事業ホームページをご覧くたさい。 |