Vol.14 :イゾベール・コンフォートとバリオで快適かつ長寿命な住宅を

Vol.14 :イゾベール・コンフォートとバリオエクストラセーフで快適かつ長寿命な住宅を

愛知県北名古屋市を中心に、高断熱・高気密・耐震・長寿命住宅に取り組んでいらっしゃる Rigolo株式会社様にイゾベール・コンフォートとイゾベールバリオ・エクストラセーフの採用理由を伺いました。

 

ユーザーボイス

Q1.イゾベール・コンフォートを採用した理由を教えてください

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A.私が断熱等性能等級4に取り組み始めたのは長期優良住宅が始まった平成21年頃ですが、当時はまだ断熱のことがあまり分かっていませんでした。外張りのボード系断熱材を採用していましたが、コストがとても高かったんです。

お施主様には補助金が貰えると説明しましたが、結局補助金を上回るコストがかかってしまい、これではいけないと思いました。その後自分で色々研究・計算をしてみて、グラスウールがコストメリットや性能面等、様々な面で優れていると思い、使うようになりました。

当時はマグオランジュという袋入りの高性能16K90mm品を使っていましたが、高断熱な住宅づくりに関する情報を集めるうちに、性能が良い工務店は袋なしのグラスウールを使っていると知りました。なかなか始める勇気がなかったのですが、「まずはとにかくやってみよう」と思い切って袋なしにしてみました。

すると、袋入りのグラスウールよりも施工の手間が減ったのです。袋入り製品は袋をめくってカットしてまた詰めて・・・という手間がありましたが、袋なしの方が実は施工しやすかったのです。コストも手間も大きく削減できました。袋なしの方がきっちり隙間なく入れることができ、断熱欠損などの問題も解決できました。 

Q2.イゾベール・バリオ エクストラセーフを採用した理由を教えてください

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A.イゾベール・コンフォート(袋なしグラスウール)を使うと室内側に防湿気密シートが必要となります。防湿気密シートのことを調べていくうちに、夏型結露の問題にあたり、それに対して最適な商品としてイゾベール・バリオに出会いました。

当社は高断熱・高気密・耐震・長寿命を掲げており、その中でも特に長寿命化は住宅のライフサイクルコストを下げるための重要な要素だと考えています。家の湿気は長寿命化に関わってくるので、湿気の対策はしっかりとしたいと思いました。当社の住宅の9割がUa値0.3以下で、そのうち半分が0.26以下です。HEAT20 G3・現在では等級7といわれる高性能住宅ですね。

そういった高性能住宅を求めてくるお客様に対して、断熱性能だけ優れた住宅を作ればいいというわけにはいきません。高性能住宅になればなるほど夏型結露の問題が大きくなってきます。夏型結露は冬の結露とは性質が別なので、湿気をうまくコントロールするには可変透湿気密シートが最適だと思います。

最近はYouTubeなどで夏型結露に対して勉強されているお施主様も多く、きちんと対策しているという点に高い評価を頂いています。室内側の壁を調湿性能のあるものにしたいなど、家の性能に対して意識の高い方が多くなってきていますね。 

Q3. 当社のサポート体制についての感想をお聞かせください

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A. マグ・イゾベールはグラスウールの正しい施工を積極的に啓蒙しているメーカーだと思います。袋なしグラスウールと防湿シートのセット提案をしっかり行っている唯一のメーカーという印象です。ホームページの施工事例や動画もすごくわかりやすく、イゾベール・バリオの横張り動画はいい意味で衝撃的でした。

幅1.5mという寸法は間柱に使いにくいかなと思っていたら、横に張るという提案をしていて驚きました。実際やってみると綺麗に張れるし、手間がない、まさに目からウロコでした。そういった啓蒙・普及活動に取り組んでいるのがマグ・イゾベールの良い所だと思います。 

Q4. 断熱施工のポイントについて教えてください

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A.グラスウールを施工する時の一番のポイントは、外周部に筋交いを設けないこと。これをやると施工がとても楽になります。巷ではグラスウールは使いづらいという風潮もありますが、習熟した工務店にとってグラスウールはとても使いやすい素材です。湿気のコントロールもでき、コストも安価で、厚みを増やせば性能を上げることができる。施工も実はやりやすいんですよ。

また、マグ・イゾベールのグラスウールカッターはグラスウールを綺麗に薄く切ることができます。食パンをパン切包丁で切るように、専用の工具を使うと仕上がりが違いますね。

住宅全体の9割は簡単に施工ができます、あと細かいところだけ気を付けて充填するだけです。袋なしのグラスウールは実は施工が楽なので、他の会社さんでも使うところが増えるといいですね。断熱材を色々試してきた上で、最終的にグラスウールは使い勝手・コストパフォーマンスの面で優れていると思って採用しています。 

Q5. 今後の家づくりについてお聞かせください

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A.当社は高断熱・高気密・耐震・長寿命を掲げてやっていますが、湿気対策まで取り組んでている会社はまだ少ないと思います。断熱に特化しているけれど耐震はあまり・・・という会社も少なくないのではないでしょうか。

我々は、トータルで住宅にかかる生涯のコストをどこまで安くするかということに対して真摯に取り組み、長く安心して快適に住める住宅を提供し続けたいと思っています。その中でもグラスウールと可変透湿気密シートは良い組み合わせなので、今後もそれらを使いながらいい住宅づくりをつづけたいと思います。 

取材協力

◆Rigolo株式会社様(愛知県北名古屋市)
ウエブサイト:https://rigolo.co.jp/