先輩社員の一言
中国営業所 田実 裕彰[1998年入社]

お客様への営業は常に全力投球
充実した休日が仕事の活力に
主な業務内容は、ルートセールスとビルダーへのスペックイン活動です。
ルートセールスでは建材問屋様や建材販売店様を定期的に訪問し、アフターフォローや契約の継続など、お客様との信頼関係の構築に努めています。スペックイン活動では、新規のビルダー様や工務店様の設計・積算担当者に自社製品の特長をアピールし、建物の仕様に採用していただけるよう働きかけています。いずれの業務においても、お客様の要望に精一杯耳を傾け、こちらも伝えるべきことは伝える――いわゆる「WIN-WINの関係」を築くことを理想として取り組んでいます。
営業職としてお客様とのコミュニケーションを大切にするのは当たり前のことですが、社内のチームワークにも目を向ける必要があります。どんな部署でも一人で成り立つ仕事はありませんからね。
また、ビジネスマンとしてオンとオフの切り替えも大切にしています。関西支店に配属されてからは、休みの日は六甲山系を歩きまわったり、夏は自転車で甲子園球場へ行ったり。オフの充実した時間が仕事への活力になっています。
経理部 管理課 佐藤 豊子[2010年出向]

新しいことにチャレンジする意欲と
人とのコミュニケーションが大切
サンゴバンからマグ・イゾベールに出向し、経理部の管理課で製品の原価計算や各工場での製造損益分岐点分析を担当しています。
世界数十ヶ国に展開するサンゴバングループでは、新たなチャレンジやキャリアアップにつながる経験を得る機会が誰にでも与えられています。スタッフ教育にも力を入れており、他では受けられない最先端の教育カリキュラムが用意されています。昨年の夏にサンゴバンのフランス工場で受けた業務研修では、的確な分析を行うために必要な知識と経験を十分に吸収することができました。
仕事をするうえで求められるのは、常にベストのコンディションで立ち向かう姿勢と、周囲からハングリーに学ぶ意欲、そしてコミュニケーション能力です。相手の立場を考慮した会話がとても重要になってきますね。簡単なことではありませんが、最善を尽くす気持ちで相手に接すれば、自分の意欲と誠実な気持ちがきっと伝わるはずだと考えています。
製造部 製造技術課 蓬莱 啓之[1994年入社]

大きな事業も日々の業務も
常に精一杯取り組む
ガラス溶融・繊維化プロセスの管理と改善を担当し、明野・土浦工場では設備のメンテナンスを指導しています。また、最近では工場設備全般のエンジニアリングも手がけるようになりました。
サンゴバングループは世界各地で同一のグラスウールを製造しており、各施設から集まる圧倒的な情報量を技術の向上に役立てています。そのうえで、新設備の導入や大規模な設備改良など、大きな事業を手がける時はやりがいを感じますね。一方、長期的に見れば、仕事に対するやりがいは日常的な操業・保守管理のなかにあるとも思います。日々、小さな変化や新たな現象を発見し、原因究明と対処にあたる――こうした一つひとつの地味な作業の積み重ねが製品の品質につながっているのです。
「自らが為してきたこと、また為さなかったことは必ず将来の自分に返ってくる」――これが私の持論です。過去の苦労があって今がある、ということです。若いみなさんには、たとえ不器用でも精一杯自分をアピールしてほしいですね。